理学療法士 国家試験復習&臨床まとめ

国家試験の解答と解説をnoteも用いながら行います.自己学習の意味も兼ねてです.また,研修で学んだことなども随時のせていきます.疑問や,意見などございましたらよろしくお願い致します.

理学療法士 国家試験36-81

先天性股関節脱臼について誤っているのはどれか.

1.寛骨臼は浅く発育が悪い.

2.骨端核の出現は遅延する.

3.脱臼側の下肢短縮を認める.

4.股関節の屈曲内転が制限される.

5.トレンデレンブルグ徴候が陽性である.

 解答

1.×:臼蓋形成不全,脱臼の影響により

2.×:圧縮応力の影響下で発達するため,骨頭求心位を保てず遅れる

3.×:大腿長が短縮する

4.○:内転→外転

5.×:中・小殿筋の機能不全により

解説

理学療法士 国家試験36-81|PT51108005|note

おすすめ書籍

www.ishiyaku.co.jp

参考引用文献

1)中村利孝,豊島良太,他著:標準整形外科学 第11版,

  医学書院,2011,p566-567

2)坂巻豊教,古庄知己,他著:小児整形外科テキスト,

  メジカルビュー社,2005,p37-40

3)井原秀俊,中山彰一,他著:関節・運動器の機能解剖 

  下肢編,協同医書出版,2009,p28-29