10歳の男児.なわ跳びの練習後から踵部の圧痛と逃避性跛行がみられた.単純エックス線写真(巻頭No.2)を次に示す.
疼痛緩和を目的に行う物理療法で誤っているのはどれか.
1.赤外線
2.超音波
3.ホットパック
4.パラフィン浴
5.運動後のアイシング
解答
1.×:温熱効果で血管拡張・血流増大し痛みの緩和などに効果的
2.○:発育期の骨端線周囲への照射は禁忌
3.×:温熱効果で血行を改善し,痛みの軽減を図る
4.×:温熱効果で血行を改善し,疼痛緩和目的に用いる
5.×:骨折後の処置として患部を冷却することにより炎症反応を抑える(運動後でもあるため)
解説
理学療法士 国家試験48p-6|PT51108005|note