物理療法
8歳の男児.転んで左手をつき,橈骨遠位部の若木骨折と診断され,副子による3週間の外固定が行われた.固定除去時のエックス線写真を次に示す.手関節には可動域制限が残存している. この時点で行う物理療法で適切でないのはどれか. 1.過流浴 2.赤外線 3…
変形性膝関節症で人工膝関節置換術術後6週経過.膝関節屈曲拘縮と運動痛とがある. 物理療法で適切でないのはどれか.
経皮的電気刺激法(TENS)の目的で適切なのはどれか. 1.疼痛の緩和 2.末梢循環の改善 3.末梢神経の再生 4.萎縮筋の筋力強化 5.感覚障害の改善
経皮的電気刺激法(TENS)の目的で適切なのはどれか. 1.痙縮の改善 2.軟部組織の伸張性の増加 3.血流の増加 4.筋萎縮の改善 5.疼痛の緩和
超音波療法が可能な部位はどれか. 1.眼球 2.小児の骨端線 3.循環障害部 4.人工股関節 5.睾丸
10歳の男児.なわ跳びの練習後から踵部の圧痛と逃避性跛行がみられた.単純エックス線写真(巻頭No.2)を次に示す. 疼痛緩和を目的に行う物理療法で誤っているのはどれか. 1.赤外線 2.超音波 3.ホットパック 4.パラフィン浴 5.運動後のアイシング
30歳の男性.右外果骨折に対して金属プレートで骨接合術を施行した.術後2か月経過.熱感はなく,全荷重が可能となっているが,足関節の背屈制限が残存している. 関節可動域制限前の物理療法で適切でないのはどれか. 1.ホットパック 2.パラフィン浴 3.…
図は相反抑制を利用して下腿三頭筋の痙縮治療を目的とした電気刺激法である. 正しい電極の位置はどれか.
50歳の男性.生来健康であったが,大量飲酒で泥酔した翌朝から右下垂足を呈するようになった.この神経麻痺に対して,低周波治療を行う際の運動点はどれか.
測定筋の電気刺激特性を図に示す. 図中の番号の説明で正しいのはどれか. 1.①刺激の頻度 2.②刺激の持続時間 3.③基電流 4.④時値 5.⑤時定値
電気刺激療法に用いるパルス電流図を示す. 周波数で正しいのはどれか. 1.5Hz 2.10Hz 3.20Hz 4.50Hz 5.100Hz
超音波について正しいのはどれか. 1.周波数は深達度に影響しない. 2.成長期の小児の骨端線への照射は避ける. 3.水中の照射では温熱効果が期待できない. 4.機械的刺激で細胞の膜透過性が抑制される. 5.空気中の照射では皮膚とプローブを約10cm離す.
温熱を目的とした超音波療法で正しいのはどれか. 1.0.1W/cm²未満の強度が推奨される. 2.3MHzでは1MHzより深部まで加熱できる. 3.圧電効果によるエネルギー変換を用いる. 4.超音波プローブは対象部位に固定して照射する. 5.超音波振動による摩擦熱…
パラフィン療法で正しいのはどれか.2つ選べ. 1.パラフィンの比熱は大きい. 2.パラフィンは引火性がある. 3.身体の深部温度の上昇効果が高い. 4.肩,膝など近位部には使用できない. 5.温度を55~60℃に設定する.
紫外線の生体への作用として誤っているのはどれか. 1.肉芽形成 2.血管拡張 3.殺菌 4.抗くる病 5.温熱
物理療法と熱伝達様式との組合せで誤っているのはどれか. 1.極超短波—————放射 2.レーザー―――――放射 3.パラフィン浴———伝導 4.超音波——————エネルギー変換熱 5.ホットパック―——伝導
寒冷療法の適応で正しいのはどれか.2つ選べ. 1.閉塞性動脈硬化症 2.炎症の急性期 3.Raynaud病 4.褥瘡 5.痙縮
エネルギー変換熱を用いるのはどれか.2つ選べ. 1.過流浴 2.超音波 3.ホットパック 4.パラフィン浴 5.レーザー光線
超音波で最も加温されるのはどれか. 1.骨髄 2.筋と骨との境界 3.皮下脂肪層と筋との境界 4.皮下脂肪層 5.表皮
寒冷療法の目的で適切でないのはどれか. 1.疼痛の軽減 2.有痛性スパズムの軽減 3.痙縮の低下 4.レイノー現象の緩和 5.循環の改善
寒冷が生体に及ぼす影響で誤っているのはどれか. 1.疼痛閾値の低下 2.末梢血管の収縮 3.末梢神経伝導速度の遅延 4.代謝の抑制 5.浮腫の抑制
寒冷療法の作用はどれか.2つ選べ. 1.痙縮の減少 2.代謝率の上昇 3.痛覚閾値の上昇 4.初期の血流増加 5.軟部組織の伸展性増加
矩形波の周波数はどれか. 1.50Hz 2.100Hz 3.150Hz 4.200Hz 5.250Hz
強さ時間曲線のテストで刺激する部位として誤っているのはどれか. 1.大腿四頭筋 2.前脛骨筋 3.長腓骨筋 4.大腿二頭筋(長頭) 5.腓腹筋(内側頭)
低周波刺激の運動点で誤っているのはどれか. 1.縫工筋 2.内側広筋 3.前脛骨筋 4.大腿二頭筋 5.腓腹筋
運動点で正しいのはどれか. 1.棘上筋 2.上腕筋 3.示指伸筋 4.短橈側手根伸筋 5.長母指外転筋
歩行浴槽の深さで体重負荷が体重の約30%になる水位はどれか. 1.頸部 2.鎖骨 3.乳頭部 4.臍部 5.大転子
体重50㎏の人が水中で約15㎏になるのはどれか.
極超短波療法の適応でないのはどれか. 1.変形性膝関節症 2.肩関節周囲炎 3.転位性脊椎腫瘍 4.アキレス腱炎 5.頸椎捻挫
図は極超短波の照射角度を示す. C点に照射されるBの極超短波強度はAのおおよそ何%か. 1.100% 2.90% 3.70% 4.50% 5.35%