プラットホームが後方へ動いたときの姿勢の変化と筋活動を図に示す.
外乱に対して最も早く筋活動が観察された筋①に相当するのはどれか.
1.脊柱起立筋
2.前脛骨筋
3.ハムストリングス
4.腓腹筋
5.腹直筋
続きを読む○病態
・アキレス腱自体の炎症
※1 アキレス腱周囲炎:アキレス腱の腱傍組織であるパラテノンの炎症
※2 アキレス腱実質部は血行が乏しく炎症は生じにくいが,過度の負荷や加齢変化
で変性を生じる
・スポーツ障害やオーバーユース(使いすぎ),加齢変化などを原因とする
※1 長距離ランニング,ダッシュ,ジャンプなどによる
・アキレス腱炎とアキレス腱周囲炎を区別するのは難しい(併発する場合もある)
・アキレス腱付着部の2~8cm上で生じる
・疼痛(圧痛),腫脹,足関節の他動背屈,足関節底屈筋力低下がみられる
※1 自動運動時に捻髪音が生じることもある
○治療
・局所の安静を図り,少しヒールのある靴(踵部を高くした足底板)を履き
アキレス腱への負荷を軽減する
・副腎皮質ステロイドの局所注射は腱断裂を惹起することがあり禁忌
・疼痛が著しい場合にはパラテノンの郭清術や再建術を行う
○力学的ストレスについて:
変形性膝関節症で誤っているのはどれか.2つ選べ.
1.男性に好発する.
2.一次性の頻度が高い.
3.起立動作時の痛みが強い.
4.膝外反変形を生じやすい.
5.エックス線写真で骨硬化像がみられる.
続きを読む○起始: 脛骨,腓骨の骨間膜側,下腿骨間膜後面の上半
停止:特に舟状骨粗面,内側楔状骨, 第2~4中足骨底,3楔状骨,立方骨
○神経:脛骨神経 ○髄節:L5-S1(2)
○作用:足の底屈,内がえし
○解剖学的特徴
・後脛骨筋,長趾屈筋,長母趾屈筋は後深層コンパートメントを構成する筋であり,
最も深層に位置
○機能的特徴
・足関節を底屈し,足部を回外(内反),内転する
・足部を固定した場合には,下腿を後傾かつ内方へ引く
・後脛骨筋は足部アーチを保持する最も重要な筋肉である
臨床症状など: