理学療法士 国家試験復習&臨床まとめ

国家試験の解答と解説をnoteも用いながら行います.自己学習の意味も兼ねてです.また,研修で学んだことなども随時のせていきます.疑問や,意見などございましたらよろしくお願い致します.

2019-01-01から1年間の記事一覧

理学療法士 国家試験31-46

歩行について誤っているのはどれか. 1.重心点の上下移動は立脚中期に最高となる. 2.骨盤回旋により重心移動は減少する. 3.骨盤と胸郭とは同一方向に回旋する. 4.歩幅を大きくすると骨盤の側方偏位は増大する. 5.遊脚相の初期から中期にかけて足関…

理学療法士 国家試験36-46

正常歩行で誤っているのはどれか.2つ選べ. 1.骨盤傾斜によって遊脚側股関節は内転する. 2.速度に関わらず立脚期は遊脚期よりも長い. 3.重心の上下移動は踵接地期に最低となる. 4.ヒラメ筋は立脚期のみで活動する. 5.速度が早くなるとエネルギー効…

頸椎症性神経根症・頸椎症性脊髄症について

○病態 ・椎間板退行変性が基礎:年齢とともに顕著に認められる 1)椎間腔の狭小化 2)椎体辺縁(特にLuschka関節)の骨硬化・骨棘形成 3)椎間関節の狭小化 ・変形性頸椎症:頸椎可動域制限,頸部痛,こり感などの局所症状を呈した状態 ※この状態に神経根症…

理学療法士 国家試験41-46

正常平地歩行で正しいのはどれか. 1.股関節は立脚中期に最も伸展する. 2.膝関節は立脚中期に最も伸展する. 3.膝関節は遊脚中期に最も屈曲する. 4.足関節は踵接地時に最も底屈する. 5.足関節は遊脚中期に最も背屈する.

理学療法士 国家試験35-47

正常歩行について正しいのはどれか.2つ選べ. 1.踵接地期の膝関節は15°程度屈曲位である. 2.立脚中期に膝関節は完全伸展位となる. 3.重心の上下移動は4~5cmである. 4.骨盤の傾斜は左右5°程度である. 5.遊脚相の膝関節屈曲は最大135°に達する.

理学療法士 国家試験39-47

正常歩行で誤っているのはどれか. 1.重心点の高さは踵接地期に最低となる. 2.骨盤後傾は立脚中期に最大となる. 3.骨盤の支持脚側への側方移動は股内転によって起こる. 4.股関節は遊脚相初期から屈曲する. 5.膝関節は立脚相後半に伸展する.

理学療法士 国家試験33-47

正常歩行で誤っているのはどれか.2つ選べ. 1.重心点の垂直移動は踵接地で最も高くなる. 2.重心点の側方移動は立脚中期で最大になる. 3.股関節伸展角度は踵離地で最大になる. 4.膝関節屈曲角度は踵接地と立脚相後半で最小になる. 5.足関節の背屈角…

理学療法士 国家試験35-48

正常歩行について誤っているのはどれか. 1.一側の踵接地から次の同側踵接地までを1歩行周期という. 2.一側下肢の立脚相と遊脚相の比率は1:1である. 3.1分間の歩数を歩行率という. 4.歩行速度と歩幅とは正の相関がある. 5.自由歩行時の歩幅は50~80…

理学療法士 国家試験34-47

正常歩行で正しいのはどれか. 1.歩行の一周期は一側の踵接地から他側の踵接地までである. 2.歩行率(ケイデンス)は身長に比例して大きくなる。 3.歩隔は踵が接地して,次に再び同側の踵が接地するまでの距離である. 4.重心の上下・左右の移動が高振…

理学療法士 国家試験39-45

正しいのはどれか. 1.椅子からの立ち上がり開始時に足関節は背屈する. 2.椅子からの立ち上がり開始時に骨盤は後傾する. 3.椅子からの立ち上がり離殿時に膝は屈曲する. 4.立位時の重心線は膝蓋骨前面を通る. 5.立位時の腹筋活動は腰椎前弯を増大す…

理学療法士 国家試験42-47

正常歩行の床反力で誤っているのはどれか. 1.垂直分力は2峰性の波形を示す. 2.垂直分力の最大値は体重を超える. 3.左右分力は立脚中期には外向きに働く. 4.前後分力は足底接地時には後ろ向きに働く. 5.前後分力は踵離地時には前向きに働く.

理学療法士 国家試験44-47

歩行時に若年者よりも高齢者の方が大きいのはどれか. 1.歩隔 2.歩幅 3.骨盤回旋 4.遊脚相/立脚相比 5.頭部の上下の振幅

理学療法士 国家試験38-45

高齢者の歩行の特徴で正しいのはどれか. 1.若年者と同じ速度で歩く場合は歩調を多くとる. 2.若年者に比べて遊脚相/立脚相比が増加する. 3.若年者に比べて骨盤の水平回旋は大きくなる. 4.若年者に比べて頭部の上下動の振幅は大きくなる. 5.若年者に…

理学療法士 国家試験34-48

小児歩行の特徴で誤っているのはどれか. 1.前額面に比べて矢状面では安定している. 2.上肢は肘屈曲位である. 3.足底全体で接地する. 4.遊脚期に股関節は外転する. 5.歩隔は大きい.

理学療法士 国家試験40-77

小児の歩行で正しいのはどれか. 1.独歩開始時から踵接地がみられる. 2.歩幅に対する歩隔の比率は発達とともに増加する. 3.両脚支持期は発達とともに増加する. 4.ケイデンスは発達とともに減少する. 5.上肢肢位は発達とともに挙上位となる.

理学療法士 国家試験33-48

正常歩行について誤っているのはどれか. 1.歩行率は約40歩/分である. 2.歩行速度は約4.5㎞/時である. 3.遊脚相は1歩行周期の約40%である. 4.両脚支持期は1歩行周期中に2回ある. 5.重心点の上下移動の振幅は約4.5cmである.

理学療法士 国家試験43-47

歩行について正しいのはどれか.2つ選べ. 1.重心点の高さは立脚中期に最大となる. 2.歩行速度は重複歩時間に比例する. 3.両脚支持期は1歩行周期に1回ある. 4.歩行率は一般に男性が女性よりも高い. 5.エネルギー効率は快適歩行速度で最もよい.

頸椎椎間関節障害について

○脊椎痛に椎間関節障害が占める割合:慢性頸部痛の5~6割は椎間関節由来 ○年齢別の椎間関節障害:18~30代と若い人 ○Facet synovial fold classification:滑膜ヒダには4タイプある ※滑膜ヒダは侵害受容器として痛みを拾う ○椎間関節には神経がきている ○椎間…

理学療法士 国家試験36-47

歩行周期について誤っているのはどれか. 1.一歩とは一方の踵接地から他方の踵接地までをいう. 2.重複歩とは踵接地から次の同側の踵接地までをいう. 3.歩行率とは1秒または1分当たりの歩数である. 4.正常歩行の遊脚相は歩行周期の25%を占める. 5.走…

理学療法士 国家試験35-46

誤っているのはどれか.2つ選べ. 1.側臥位で下側の上下肢を屈曲すると安定する. 2.四つ這い位では両膝・下腿に約60%の荷重が加わる. 3.椅子座位の重心線は足底面の後方を通る. 4.膝立ち位の支持基底面は両大腿で形成される. 5.立位での矢状面の重…

理学療法士 国家試験31-45

立位保持に必要なのはどれか.2つ選べ. 1.脊柱起立筋 2.腸骨筋 3.大腿四頭筋 4.前脛骨筋 5.下腿三頭筋

理学療法士 国家試験32-44

静止立位姿勢において筋活動がみられるのはどれか.2つ選べ. 1.脊柱起立筋 2.大腿四頭筋 3.前脛骨筋 4.大内転筋 5.ヒラメ筋

理学療法士 国家試験36-43

1.頭部の重心は環椎後頭関節の前方にある. 2.腹筋の活動は腰椎前弯を増大する. 3.立位時に股関節のY靱帯は弛緩する. 4.安静立位時に大腿直筋は持続的に活動する. 5.立位の重心線は膝蓋骨前面を通る.

成長期内側型野球肘について

○定義 Brogdon:骨端線閉鎖前の骨端線離開 ※それに対して,Jobeはいろんな病態を含んでいると定義している ○疫学 7~13歳の少年野球やっている子ども達の17%~30.5%に肘の痛みがあった. (2~3割くらい) 画像診断:内側上顆に骨・軟骨障害,肥大化,不正 → X…

理学療法士 国家試験31-44

立位姿勢について誤っているのはどれか. 1.重心線は足関節の前方を通る. 2.直立位では腹筋に対して脊柱起立筋の活動が大きい. 3.力学的に安定すればエネルギー消費は少ない. 4.休めの姿勢では休足側の体幹筋の活動が大きい. 5.支持基底位が拡大す…

理学療法士 国家試験33-44

立位姿勢について正しいのはどれか. 1.重心の位置は足底から計測して身長の40%の位置にある. 2.重心の位置は第5腰椎後方にある. 3.重心線は膝関節の後方を通る. 4.背屈筋は底屈筋より筋活動が著しい. 5.直立不動姿勢では身体各部の拮抗筋は同時収…

理学療法士 国家試験38-46

立位姿勢における重心線で誤っているのはどれか. 1.耳垂 2.肩峰 3.大転子 4.膝蓋骨後面 5.外果

理学療法士 国家試験39-5

靱帯結合はどれか. 1.頭蓋骨 2.胸骨結合 3.仙腸関節 4.恥骨結合 5.遠位脛腓骨間

理学療法士 国家試験33-3

誤っているのはどれか. 1.靱帯は弾性線維を含む. 2.関節包靱帯は関節包の線維と密に交錯する. 3.靱帯は異常方向への関節運動を阻止する. 4.膝十字靱帯は関節内靱帯である. 5.腱の弾性率は10%である.

理学療法士 国家試験31-14

関節包で誤っているのはどれか. 1.線維関節包と滑膜で構成される. 2.線維関節包は弾性線維で構成される. 3.線維関節包は血液の供給が乏しい. 4.ルフィニ終末は関節運動の方向を検出する. 5.自由神経終末は侵害刺激を検出する.