理学療法士 国家試験復習&臨床まとめ

国家試験の解答と解説をnoteも用いながら行います.自己学習の意味も兼ねてです.また,研修で学んだことなども随時のせていきます.疑問や,意見などございましたらよろしくお願い致します.

骨粗鬆症治療剤 ボナロンについて

○アレンドロネートの作用機序

 

f:id:PT51108005:20210829112446p:plain

Step1:BPs(ビスホスホネート)はハイドロキシアパタイトに高い親和性を有する.

    生体内に投与されたALN (アレンドロネート)は,骨吸収面に露呈する

    ハイドロキシアパタイトに結合すると考えられている

Step2:ALN の骨組織への結合は,溶液のpH に依存する.

     破骨細胞による酸分泌のために,pH が低いと考えられている.骨吸収面に分布

     したALN は,破骨細胞による骨吸収に伴う局所的なpH の低下により,骨吸収面

             から遊離して破骨細胞に作用していると考えられる

Step3:破骨細胞を含むいくつかの細胞の活性を減少させ,主作用である

     アポトーシスの早発を起こすような,一連の変化を引き起こす.

Step4:アポトーシスを起こした状態

○骨折リスクと骨粗鬆症治療薬の関係

 画像1

 

骨粗鬆症治療剤について|PT51108005|note