投球障害肩 原テストについて
原テストの11項目
①SSD:scapula spine distance
・肩甲骨の偏位をみる:肩甲骨の内側縁と脊椎棘突起の間を計測し,左右差を評価
②CAT:combined abduction test
・肩関節外転角の計測を肩甲上腕関節の角度として捉え,肩甲骨を徒手的に固定して
上肢を外転させその角度を計測する
③HFT:horizontal flexion test
・水平屈曲を肩甲上腕関節の角度として捉え,徒手的に肩甲骨を固定してその角度を
計測する
④LOOSE:load and shift test
・上肢下垂位で他動的に上腕骨頭を前後方向に移動させる
⑤EET:elbow extension test
⑥EPT:elbow push test
・前鋸筋の徒手筋力テスト
⑦SSC:subscapularis
・下垂時内旋筋力:肩甲下筋を含む筋力
⑧ISP:infraspinatus
・下垂時外旋筋力:棘下筋を含む筋力
⑨SSP:supraspinatus
・下垂時より斜め前方30°まで上肢を挙上させる筋力:棘上筋を含む筋力
⑩HERT:hyper external rotation test
・臥位にて肩関節の過水平外旋をさせる際に疼痛を訴えることがある
⑪Impinge:impingement test
・肩峰下部の第2肩関節の疼痛を再現させるテスト