理学療法士 国家試験復習&臨床まとめ

国家試験の解答と解説をnoteも用いながら行います.自己学習の意味も兼ねてです.また,研修で学んだことなども随時のせていきます.疑問や,意見などございましたらよろしくお願い致します.

理学療法士 国家試験37-93

小児の骨折の特徴で正しいのはどれか.2つ選べ.

1.成長軟骨板に近い骨幹端部横骨折は成長抑制を招く.

2.長幹骨骨折の回旋転位20°は自然矯正が期待できる.

3.上腕骨過上骨折は肘の内反回旋変形を残しやすい.

4.大腿骨骨幹部骨折は整復後過成長を起こしやすい.

5.10歳以下の大腿骨頸部内側骨折の予後は良好である.

 解答

1.×:成長軟骨版に近い→成長軟骨版が損傷される

2.×:できる→しにくい

3.○:内反,内旋変形を起こす

4.○:解剖学的整復を行って患肢が延長する可能性がある

5.×:良好→不良

解説

理学療法士 国家試験37-93|PT51108005|note

おすすめ書籍

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参考引用文献

1)理学療法士作業療法士 国家試験必修ポイント 2010年版

  共通問題 臨床医学,医歯薬出版,p108

2)松下隆,橋本淳,他著:整形外科学 第3版,南江堂,p64-65

3)青山朋樹,赤松浩彦,他著:臨床病態学3巻,広英社,p132

4)奈良勲,青木一治,他著:理学療法学事典,内山靖(編),

  医学書院,2006

5)安藤譲一,石井良章,他著:小児の骨折,片田重彦(編),

  メディカル葵出版,1988,p22,27,190-191

6)中村利孝,豊島良太,他著:標準整形外科学 第11版,

  医学書院,2011,p770,776