理学療法士 国家試験復習&臨床まとめ

国家試験の解答と解説をnoteも用いながら行います.自己学習の意味も兼ねてです.また,研修で学んだことなども随時のせていきます.疑問や,意見などございましたらよろしくお願い致します.

理学療法士 国家試験31-87

小児の骨折の特徴で誤っているのはどれか.

1.骨転位は大きいことが多い.

2.骨膜下血腫を形成しやすい.

3.骨癒合が良好である.

4.変形治癒の自然矯正が起こりやすい.

5.骨端線離開が起こりやすい.

 解答

1.×:多い→少ない ※骨膜が強靭であるため

2.○:骨膜は強靭で損傷しにくいため

3.○:仮骨の形成が迅速かつ多量であるため

4.○:小児ではリモデリング能が大きいため

5.○:小児特有の骨折型として,骨端離開がある

解説

理学療法士 国家試験31-87|PT51108005|note

おすすめ書籍

www.nishimurashoten.co.jp

参考引用文献

1)理学療法士作業療法士 国家試験必修ポイント 2010年版 

  共通問題 臨床医学,医歯薬出版,p108

2)松下隆,橋本淳,他著:整形外科学 第3版,南江堂,p64-65

3)青山朋樹,赤松浩彦,他著:臨床病態学3巻,広英社,p132

4)奈良勲,青木一治,他著:理学療法学事典,内山靖(編),

  医学書院,2006

5)安藤譲一,石井良章,他著:小児の骨折,片田重彦(編),

  メディカル葵出版,1988,p22,27,190-191

6)中村利孝,豊島良太,他著:標準整形外科学 第11版,

  医学書院,2011,p770,776