歩行
10m歩行において歩幅45cm,歩行率80歩/分を示す. このときの歩行速度(m/秒)はどれか. 1.0.4m/秒 2.0.5m/秒 3.0.6m/秒 4.0.7m/秒 5.0.8m/秒
正常な歩行周期とその説明の組合せで正しいのはどれか. 1.右立脚中期———右踵接地から左爪先離地まで 2.右立脚終期———左踵離地から右踵離地まで 3.右前遊脚期———左踵接地から右爪先離地まで 4.右遊脚中期———右爪先離地から右足部が左下腿部を通過するまで…
正常歩行で求心性収縮を示すのはどれか.2つ選べ. 1.立脚初期の中殿筋 2.踵接地期の前脛骨筋 3.踵離地期の下腿三頭筋 4.つま先離地時の腸腰筋 5.踵接地期直前のハムストリングス
誤っている組合せはどれか. 1.踵接地直後の前脛骨筋———遠心性収縮 2.踵接地直後の大腿四頭筋——求心性収縮 3.踵離地時のヒラメ筋————求心性収縮 4.踵離地期後の腸腰筋————求心性収縮 5.減速期のハムストリングス—遠心性収縮
歩行時の遊脚相に活動する筋で誤っているのはどれか. 1.腹直筋 2.腸腰筋 3.大腿二頭筋 4.長母趾伸筋 5.後脛骨筋
歩行時に遠心性収縮がみられるのはどれか.2つ選べ. 1.踵接地期後の前脛骨筋 2.踵離地期後の腸腰筋 3.踏み切り時のヒラメ筋 4.加速期の大腿四頭筋 5.減速期の大腿二頭筋
歩行の遊脚相に働く筋で誤っているのはどれか. 1.腸腰筋 2.ハムストリングス 3.腓腹筋 4.前脛骨筋 5.脊柱起立筋
歩行の立脚初期に活動する筋で誤っているのはどれか. 1.脊柱起立筋 2.腸腰筋 3.中殿筋 4.大腿四頭筋 5.前脛骨筋
歩行中の矢状面の関節運動を図に示す.この関節はどれか. 1.肩関節 2.肘関節 3.股関節 4.膝関節 5.足関節
歩行について誤っているのはどれか. 1.重心点の上下移動は立脚中期に最高となる. 2.骨盤回旋により重心移動は減少する. 3.骨盤と胸郭とは同一方向に回旋する. 4.歩幅を大きくすると骨盤の側方偏位は増大する. 5.遊脚相の初期から中期にかけて足関…
正常歩行で誤っているのはどれか.2つ選べ. 1.骨盤傾斜によって遊脚側股関節は内転する. 2.速度に関わらず立脚期は遊脚期よりも長い. 3.重心の上下移動は踵接地期に最低となる. 4.ヒラメ筋は立脚期のみで活動する. 5.速度が早くなるとエネルギー効…
正常平地歩行で正しいのはどれか. 1.股関節は立脚中期に最も伸展する. 2.膝関節は立脚中期に最も伸展する. 3.膝関節は遊脚中期に最も屈曲する. 4.足関節は踵接地時に最も底屈する. 5.足関節は遊脚中期に最も背屈する.
正常歩行について正しいのはどれか.2つ選べ. 1.踵接地期の膝関節は15°程度屈曲位である. 2.立脚中期に膝関節は完全伸展位となる. 3.重心の上下移動は4~5cmである. 4.骨盤の傾斜は左右5°程度である. 5.遊脚相の膝関節屈曲は最大135°に達する.
正常歩行で誤っているのはどれか. 1.重心点の高さは踵接地期に最低となる. 2.骨盤後傾は立脚中期に最大となる. 3.骨盤の支持脚側への側方移動は股内転によって起こる. 4.股関節は遊脚相初期から屈曲する. 5.膝関節は立脚相後半に伸展する.
正常歩行で誤っているのはどれか.2つ選べ. 1.重心点の垂直移動は踵接地で最も高くなる. 2.重心点の側方移動は立脚中期で最大になる. 3.股関節伸展角度は踵離地で最大になる. 4.膝関節屈曲角度は踵接地と立脚相後半で最小になる. 5.足関節の背屈角…
正常歩行について誤っているのはどれか. 1.一側の踵接地から次の同側踵接地までを1歩行周期という. 2.一側下肢の立脚相と遊脚相の比率は1:1である. 3.1分間の歩数を歩行率という. 4.歩行速度と歩幅とは正の相関がある. 5.自由歩行時の歩幅は50~80…
正常歩行で正しいのはどれか. 1.歩行の一周期は一側の踵接地から他側の踵接地までである. 2.歩行率(ケイデンス)は身長に比例して大きくなる。 3.歩隔は踵が接地して,次に再び同側の踵が接地するまでの距離である. 4.重心の上下・左右の移動が高振…
正常歩行の床反力で誤っているのはどれか. 1.垂直分力は2峰性の波形を示す. 2.垂直分力の最大値は体重を超える. 3.左右分力は立脚中期には外向きに働く. 4.前後分力は足底接地時には後ろ向きに働く. 5.前後分力は踵離地時には前向きに働く.
歩行時に若年者よりも高齢者の方が大きいのはどれか. 1.歩隔 2.歩幅 3.骨盤回旋 4.遊脚相/立脚相比 5.頭部の上下の振幅
高齢者の歩行の特徴で正しいのはどれか. 1.若年者と同じ速度で歩く場合は歩調を多くとる. 2.若年者に比べて遊脚相/立脚相比が増加する. 3.若年者に比べて骨盤の水平回旋は大きくなる. 4.若年者に比べて頭部の上下動の振幅は大きくなる. 5.若年者に…
小児歩行の特徴で誤っているのはどれか. 1.前額面に比べて矢状面では安定している. 2.上肢は肘屈曲位である. 3.足底全体で接地する. 4.遊脚期に股関節は外転する. 5.歩隔は大きい.
小児の歩行で正しいのはどれか. 1.独歩開始時から踵接地がみられる. 2.歩幅に対する歩隔の比率は発達とともに増加する. 3.両脚支持期は発達とともに増加する. 4.ケイデンスは発達とともに減少する. 5.上肢肢位は発達とともに挙上位となる.
正常歩行について誤っているのはどれか. 1.歩行率は約40歩/分である. 2.歩行速度は約4.5㎞/時である. 3.遊脚相は1歩行周期の約40%である. 4.両脚支持期は1歩行周期中に2回ある. 5.重心点の上下移動の振幅は約4.5cmである.
歩行について正しいのはどれか.2つ選べ. 1.重心点の高さは立脚中期に最大となる. 2.歩行速度は重複歩時間に比例する. 3.両脚支持期は1歩行周期に1回ある. 4.歩行率は一般に男性が女性よりも高い. 5.エネルギー効率は快適歩行速度で最もよい.
歩行周期について誤っているのはどれか. 1.一歩とは一方の踵接地から他方の踵接地までをいう. 2.重複歩とは踵接地から次の同側の踵接地までをいう. 3.歩行率とは1秒または1分当たりの歩数である. 4.正常歩行の遊脚相は歩行周期の25%を占める. 5.走…
歩行率で誤っているのはどれか. 1.歩調ともいう. 2.1分間の歩数で表示する. 3.歩行速度は歩幅×歩行率で計算できる. 4.一般に女性より男性で高い. 5.壮年以降は加齢に従い低下する.