急性頸部痛(寝違い)について
○頸部痛をきたす疾患:頸部の痛みをきたす疾患をその特徴別に整理してみると,
次のようになる
・痛みの発症
①急性:急性頸部痛(寝違い),頸椎椎間板ヘルニア,化膿性脊椎炎
②慢性:頚椎症,頸椎椎間板症
○急性頸部痛(寝違え,寝違い,椎間関節ロック)
・朝起きたときに,回せなくなる
・頸椎椎間板ヘルニアと似ているが,自然に軽快する
・椎間関節の障害とも考えられる
→椎間関節の離開や閉鎖などの関節包内運動が次のような原因で制限される
1)滑膜ひだ(meniscoid)が挟まれる ※炎症
2)緊張が高くなったり拘縮を起こした筋組織による制限
3)無防備な脊椎に対する異常なストレス
↪寝ている時の姿勢も影響(持続的に椎間関節に不利な姿勢)
特長・理学療法: